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食卓から医療まで広がる「ゲノム編集」を図解で読む——『図解入門よくわかる 最新 ゲノム編集の基本と仕組み』11月11日発刊

食卓から医療まで広がる「ゲノム編集」を図解で読む——『図解入門よくわかる 最新 ゲノム編集の基本と仕組み』11月11日発刊

株式会社秀和システム新社(東京都千代田区、代表取締役・津島憲豪)は、新刊『図解入門よくわかる 最新 ゲノム編集の基本と仕組み』を2026年11月11日に発刊する。研究段階を越えて社会実装が進むゲノム編集の現在を、専門知識がなくても読める形で解説した一冊だ。

生物学に馴染みが無くても安心の解説
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いま「ゲノム編集」を知っておきたい理由

秀和システム新社は、今ゲノム編集について知っておきたい理由として三つの点を挙げている。一つ目は、2034年には世界市場が7兆円以上にもなると予想されている、急拡大中の成長産業であること。二つ目は、2026年7月に日本国内で「ゲノム編集胚規制法」が国会で成立したこと。三つ目は、「なんとなく危険?」「不自然?」といった漠然とした不安に対して、客観的で正しい知識を身に着けておくことが、自分で判断する力になるという点だ。

食料危機や医療のあり方を根底から変える技術革新が進む一方で、法的・倫理的なルール作りも世界中で本格化している。同社はゲノム編集について、ビジネスパーソンからスーパーで買い物をする人まで、今まさに必須の現代教養だとしている。

日本でのゲノム編集食品の立場と期待
日本でのゲノム編集食品の立場と期待

暮らしのどこに関わる? 三つの分野の応用例

ゲノム編集は、具体的に私たちの生活のどこで関わってくる技術なのか。同書で取り上げられている応用先の一部を、分野ごとに紹介する。まずは身近な「食べ物」の分野から。

  • リラックス成分を通常の約12倍含む「高GABAトマト」
  • 可食部が増えた肉厚なマダイ、成長が早いトラフグやヒラメ
  • アレルギー低減卵、毒素の少ないジャガイモ

続いて「医療・ヘルスケア」の分野では、次のようなテーマが登場する。

  • アメリカとイギリスで承認済みの鎌状赤血球症の治療法
  • がん細胞を攻撃する細胞療法の進化
  • ブタを利用した臓器移植の最前線

さらに「環境・産業」の分野にも応用は広がっている。

  • 石油に依存しない微細藻類バイオ燃料やバイオものづくり
  • 地球温暖化を防ぐCO2吸収作物の開発
  • マンモスなどの絶滅動物の復活プロジェクト

リスク、法規制、倫理の論点まで網羅

画期的な技術であっても、使い方次第では危険性を伴う。ゲノム編集もその例外ではない。同書では、世界各国や日本でどのようなことが懸念されているのか、この技術をどこまで自由に扱えるのかといった最新の動向を押さえられる。主に取り上げられているのは次のテーマだ。

  • 求められる研究倫理
  • なぜヒト受精卵への応用は禁忌とされているのか
  • オフターゲット作用とは何か、そこに潜む危険性とは
  • 過去の国際会議の結論と整備が進む法律

全体の構成は、第1章「そもそも『ゲノム編集』とは何か?」、第2章「ゲノム編集のしくみを解き明かす」、第3章「食卓に広がるゲノム編集食品」、第4章「医療・化学産業への応用」、第5章「倫理的課題とこれからのルール」、第6章「ゲノム編集が描くこれからの未来」の全6章となっている。

著者の島田祥輔氏は、サイエンスライター・エディター。名古屋大学大学院理学研究科生命理学専攻修了(修士)。著書に『おもしろ遺伝子の氏名と使命』(オーム社)、『遺伝子「超」入門』(パンダ・パブリッシング)、『遺伝子の不思議としくみ入門』(朝日新聞出版)があり、2020年度からは東京工業大学(現・東京科学大学)の非常勤講師も務めている。

定価は2,200円(税込)。全国の書店およびネット書店で購入できる。

出典:株式会社秀和システム新社