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競馬を「最適化問題」として解く――Pythonで予測モデルまで実装する技術書『最適化問題として考える競馬』が11月6日発売

競馬を「最適化問題」として解く――Pythonで予測モデルまで実装する技術書『最適化問題として考える競馬』が11月6日発売
競馬を「最適化問題」として解く――Pythonで予測モデルまで実装する技術書『最適化問題として考える競馬』が11月6日発売

データ分析からバックテストまで、競馬をPythonで解き明かす一冊

株式会社インプレスは、森 雅成さんによる新刊『最適化問題として考える競馬 Pythonによるデータ分析と予測モデルの実装』を、インプレス NextPublishingから発行します。発売日は2026年11月6日です。技術同人誌をもとに商業書籍を刊行している「技術の泉シリーズ」の、11月の新刊です。

この本は、競馬を数理的な「最適化問題」として捉える実践的なガイドブックです。データ分析から予測モデルの構築、さらにバックテストまでをPythonで実装する手順をまとめています。競馬という複雑な題材を扱ううえで欠かせないデータ設計の考え方や、さまざまな欠損値を含むデータの処理方法も、具体的に解説しています。

発行元のインプレスは、レース内での相対的な力関係を数値化する「相対化」の手法や、クラス設計を用いた構造的なデータ管理の手法について、実践的なシステム開発において非常に有益な知見になるとしています。特徴量の抽出から可視化、目的関数を設定したソルバーによる解の算出まで、一連の流れをソースコードと一緒に学べる構成になっています。

著者は非IT系エンジニアという立場から、ソフトウェア設計の原理原則に縛られすぎない、実用を重視したコードを示しています。この点も本書の大きな特徴として挙げられています。インプレスは本書を、数理手法を現実の競馬予測に適用したい人や、Pythonによるデータ処理の実践例を探しているエンジニアにとって、新たなインスピレーションを与える一冊になるとしています。

競馬の楽しみ方から、クラス設計やレースシミュレーションまで

第1章では、推し馬を追いかけることや一口馬主になることなど、競馬のさまざまな楽しみ方を紹介します。そのうえで、データを使ってレース結果を予想する「研究」としての側面にも触れ、中央競馬の奥深さと幅広さを解説しています。

第6章では、FundamentalPlotクラスの定義と、棒グラフを描く関数の実装を扱います。コンストラクターで色や形状の定数を定義し、matplotlibのbar関数で単一データと複数データの棒グラフを描画するコードを、ファイル出力まで通して確認できます。

第12章では、複数のレースクラスを配列に格納して管理するStockRacefeatクラスを解説します。コンストラクターで特徴量と馬プロフィールを取得し、一次・二次特徴量や、騎手・調教師・生産者の特徴量を算出する関数を分けて実装しており、外部から入力できるようにもしています。第14章では、3歳以上戦に絞り込んだデータから出走馬の馬齢分布を分析します。3歳から9歳までの取り得る値を定義して分布を算出し、離散変数向けの分布可視化関数でグラフを作成して結果を確認するまでの手順を、Pythonコードとともに説明しています。

  • まえがき
  • 第1章 競馬の楽しみ方
  • 第2章 競馬ドメイン基礎知識
  • 第3章 最適化問題として考える競馬
  • 第4章 データ表現とデータ処理フロー
  • 第5章 共通データ・共通処理クラス
  • 第6章 共通プロットクラス
  • 第7章 特徴量作成関数
  • 第8章 馬プロフィールクラス
  • 第9章 レース特徴量クラス
  • 第10章 コース情報クラス
  • 第11章 馬プロフィールストッククラス
  • 第12章 レース特徴量ストッククラス
  • 第13章 レースに関する特徴量分析と可視化
  • 第14章 馬に関する分析
  • 第15章 レースシミュレーション
  • 第16章 モデル構築と最適化・検証
  • 付録A 特徴量
  • 付録B 分析の流れ
競馬を「最適化問題」として解く――Pythonで予測モデルまで実装する技術書『最適化問題として考える競馬』が11月6日発売

著者と書籍情報

著者の森 雅成さんは1990年代生まれ。某国立高専電気工学科、某国立大学工学部を卒業し、某国立大学大学院工学研究科を修了した修士(工学)です。フォトマスター検定1級、第三種電気主任技術者、応用情報技術者、乙種第4類危険物取扱者などの資格を持っています。現在は某メーカーで製品開発に携わりながら、業務とは関係のない内容の技術同人誌を執筆しており、最適化理論の応用、開発プロセス、競馬、Typstなどに関する著書があります。

  • 書名:最適化問題として考える競馬 Pythonによるデータ分析と予測モデルの実装
  • 著者:森 雅成
  • 小売希望価格:電子書籍版 1,800円(税別)/印刷書籍版 2,000円(税別)
  • 電子書籍版フォーマット:EPUB3
  • 印刷書籍版仕様:B5版/カラー/本文206ページ
  • ISBN:978-4-295-60555-3
  • 企画編集:合同会社技術の泉出版
  • 発行:インプレスNextPublishing
  • 発売:株式会社インプレス
  • 発売日:2026年11月6日

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技術同人誌を商業出版につなぐ「技術の泉シリーズ」

「技術の泉シリーズ」は、「技術書典」や「技術書同人誌博覧会」をはじめとした各種即売会や、勉強会・LT会などで頒布された技術同人誌を底本とする、2017年創刊の技術書シリーズです。NextPublishingによるスピーディな編集制作と、プリントオンデマンドによる1冊からの印刷製本を組み合わせ、技術の変化に追従しながら返品や品切れのないサスティナブルな出版モデルを特徴としています。エンジニアの“知の結晶”である技術同人誌の世界に、より多くの人が触れるきっかけをつくることを目指しています。

出典:株式会社インプレスホールディングス