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江戸東京博物館で『万両役者の扇』を読む夜 新潮文庫が11月21日に読書会、20名を招待

江戸東京博物館で『万両役者の扇』を読む夜 新潮文庫が11月21日に読書会、20名を招待

新潮文庫が、蝉谷めぐ実さんの文庫最新刊『万両役者の扇』を題材にした読書会を、2026年11月21日(土)に江戸東京博物館で開催します。2026年9月28日の文庫刊行を記念した企画で、11月21日、江戸東京博物館を会場に初めての読書会が開かれます。作品の舞台となった江戸の空気を感じながら、参加者それぞれが自分のペースで読書を楽しめる場として、20名を招待します。

新潮文庫は今夏、全国本屋パーティ「本パ」を開催し、話題を集めました。今回の読書会はそれに続く取り組みで、本の世界を旅する「ホン・ボヤージュ!」を体現する場として企画されています。

江戸東京博物館で『万両役者の扇』を読む夜 新潮文庫が11月21日に読書会、20名を招待

著者・蝉谷めぐ実さんからのメッセージ

蝉谷さんは、本作について、華やかな芝居小屋だけでなく、その周りの路地で息づく人々の生き様も書いた作品だとコメントしています。そのうえで、読書の合間に展示も少し眺め、当時の暮らしに思いを馳せながら楽しんでもらえたらうれしい、と参加者に向けて言葉を寄せました。

開催概要と応募方法

参加希望者は、応募フォームからエントリーします。会場内のイベント開催場所と集合場所は、当選者に届く当選メールで案内されます。

  • 開催日時:2026年11月21日(土)17:30受付開始、19:30終了予定
  • 会場:江戸東京博物館(〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1)
  • 招待人数:20名
  • 参加条件:江戸東京博物館・常設展観覧チケットの購入/新潮文庫『万両役者の扇』を事前に購入し、当日持参すること
  • 応募締切:2026年11月12日(木)23:59まで

応募前に確認しておきたい注意事項

応募は一人1回限りです。抽選のうえ、当選者にのみ2026年11月13日(金)中に当選メールが送られ、落選者への連絡はありません。参加者の都合で当日イベントに参加できなかった場合、常設展観覧チケットは払い戻しされません。

また、天災などの不測の事態によってイベントが中止となる場合があり、内容変更や中止の連絡はメールで行われます。イベントは江戸東京博物館の開館時間内に実施されるため、同館が定める注意事項もあわせて確認が必要です。応募時に預かった個人情報は、株式会社新潮社の個人情報保護方針に従って取り扱われます。

『万両役者の扇』と著者について

物語の中心にいるのは、江戸森田座の人気役者・今村扇五郎。美しく物腰の柔らかな〈扇様〉に心を奪われたお春は、女房の座を手に入れようと、偶然知り合った扇五郎の妻・お栄に近づいていきます。しがない饅頭売り、自らの才能に悩む衣裳の仕立て師、天下一の腕を自負する老鬘師といった人々が役者の業にのみ込まれていくなか、扇五郎に人殺しの嫌疑が向けられます。「芸のため」ならどんな所業も許されるのかを問いながら、天才役者の真の姿に迫る時代小説で、山田風太郎賞を受賞しています。

著者の蝉谷めぐ実さんは1992(平成4)年、大阪府生まれ。早稲田大学文学部演劇映像コースを卒業し、2020(令和2)年に『化け者心中』で小説野性時代新人賞を受賞してデビューしました。’21年に同作で日本歴史時代作家協会賞新人賞と中山義秀文学賞、’22年に刊行した『おんなの女房』で野村胡堂文学賞と吉川英治文学新人賞、’24年に『万両役者の扇』で山田風太郎賞を受賞。’26年には、初めて歌舞伎以外を題材にした長編『見えるか保己一』で山本周五郎賞を受賞しています。ほかの作品に『化け者手本』などがあります。

  • タイトル:万両役者の扇
  • 著者:蝉谷めぐ実
  • 発売日:2026年9月28日
  • 造本:新潮文庫
  • 定価:825円(税込)
  • ISBN:978-4-10-107131-2

出典:株式会社新潮社