本文へスキップ

「できる。でも、連日は無理。」勅使川原真衣『演じられるけど疲れる人の生存戦略』が大和書房から10月21日発売

「できる。でも、連日は無理。」勅使川原真衣『演じられるけど疲れる人の生存戦略』が大和書房から10月21日発売

株式会社大和書房は、勅使川原真衣さんの新刊『演じられるけど疲れる人の生存戦略』を2026年10月21日に発売します。目に見えない疲労から自分を守り、働き方を変えるためのヒントが満載の一冊です。

「できる。でも、連日は無理。」勅使川原真衣『演じられるけど疲れる人の生存戦略』が大和書房から10月21日発売

「演じて、疲れる」を“擬態”として読み解く

「できる。でも、かなり頑張っている。できる。でも、連日は無理。」

著者は、できるような振る舞いを演じ、そして疲れる――この現象を“擬態”と捉え直しています。そのうえで、個人の生存戦略と組織の仕組みづくりの両方から、疲れすぎずに生きる方法を提案しています。自分を守り、働き方を変えるためのヒントに満ちた、著者渾身の一冊と紹介されています。

問題は「演じること」ではない

本文では、明るく前向きで感じがよく、主体的で、ほどよく自己開示をし、ほどよく他者に関心を示す人について触れています。そして、誰でも多少はそうした人物像を演じていると述べています。職場、家族の前、友人の前、ひとりでいるとき。それぞれの場面で、自分の姿は少しずつ違っています。

著者は、演じること自体はまったく悪くなく、場に応じて自分の出し方を調整するのはむしろ大人の技術だとしています。問題なのは、演じることそのものではありません。そこから自分で「降りることができない」ことだと指摘しています。

「できる。でも、連日は無理。」勅使川原真衣『演じられるけど疲れる人の生存戦略』が大和書房から10月21日発売

全7章の構成

本書は、「社交的陰キャ」とは何かという問いから始まります。社会や能力観、労働観に目を向けたあと、個人の戦略、そして組織のあり方へと話が進みます。

  • 1章 擬態がしんどい――「社交的陰キャ」とは何か
  • 2章 なぜ社会は「感じよくつながる人」を求めるのか
  • 3章 能力観と労働観――なぜ疲れている人ほど「自分の能力不足だ」と思わされるのか
  • 4章 なぜ「できるのに疲れる」は見えないのか
  • 5章 しかし、擬態は「悪」ではない
  • 6章 生存のための「脱・期待」戦略――演じ方・降り方・ずらし方
  • 7章 組織はどう変われるのか――社交性を過剰評価しない仕組みとは

著者・勅使川原真衣さんについて

勅使川原真衣(てしがわら・まい)さんは、1982年横浜市生まれです。東京大学大学院教育学研究科を修了し、外資コンサルティングファームでの勤務を経て、組織開発コンサルタントとして独立しました。個人の能力ではなく「関係性」という切り口から、組織をより良くするための提案を行っています。2児の母で、2020年から進行乳がんの闘病を続けています。

デビュー作は『「能力」の生きづらさをほぐす』(どく社、2022年)です。その後、『働くということ』(集英社新書、2024年)が新書大賞2025で第5位に入賞し、HRアワード2025書籍部門にも入賞しました。大和書房からは『職場で傷つく』を刊行しているほか、著書は多数あります。近著には『組織の違和感』(ダイヤモンド社)、『「頭がいい」とは何か』(祥伝社新書)、『「対話」がやってきた』(ホーム社/集英社)、『人生は逆算できるのか』(ちくまプリマー)、『ハラスメント最終報告』(晶文社)があります。新聞(本よみうり堂)や雑誌(論壇誌Voice)で連載を持つほか、文化放送「武田砂鉄ラジオマガジン」の水曜前半パートナーとしても発信を続けています。

書籍情報

  • 書名:演じられるけど疲れる人の生存戦略
  • 著者:勅使川原真衣
  • 発売日:2026年10月21日
  • 判型:四六判
  • 頁数:280ページ
  • 定価:1,980円(税込)
  • 発行元:株式会社大和書房

出典:株式会社 大和書房