「天上天下唯我独尊」は“俺がいちばん偉い”ではない? 28の疑問で仏教の誤解をほどく入門書『仏教って、つまり何を教えてるの?』発売


「仏教=お葬式」のイメージを覆す一冊が登場
株式会社1万年堂出版は、高森光晴さん・大見滋紀さんによる共著の新刊『仏教って、つまり何を教えてるの?』を、10月28日(水)に発売しました。全国の書店とネット書店で取り扱われています。
仏教と聞くと、お葬式や法事、厳しい修行といった、暗くて堅苦しい印象を抱く人も多いかもしれません。しかし本来の仏教には、今を生きる私たちがさまざまな苦しみを乗り越え、幸せに生きるためのヒントが詰まっているといいます。同書は、仏教を「お葬式の時だけのもの」にしておくのはもったいないとして、人間関係のストレスや将来への漠然とした不安を抱える現代人に向けた“心の処方箋”としての仏教を紹介する入門書です。
対象として想定されているのは、葬儀や墓の問題に直面している団塊ジュニア世代から、人生の指針として仏教を知りたい若い世代まで。これからの人生の道しるべとして仏教を身近に感じてほしいという思いから、身の回りの素朴な疑問を通して楽しく学べる構成になっています。

身近な言葉に隠れた“意外なルーツ”
本書の切り口となるのは、「天上天下唯我独尊」「シャバ」「他力」など、日常で何気なく使っている言葉の由来や、仏教の代名詞のように思われている習慣です。そこにある誤解を正しながら、仏教の真髄をわかりやすくひもといていきます。
「天上天下唯我独尊」と「シャバ」の本来の意味
マンガに登場する暴走族のセリフという印象もある「天上天下唯我独尊」は、実は「俺がいちばん偉いんだ!」という意味ではありません。本来は、「この広い世界で、あなたは他に代わりがいない、たった一人の大切な存在なんだよ」という温かいメッセージだったとされています。また「シャバ」も、刑務所の外の自由な世界を指す言葉と思われがちですが、本来の意味は「苦しみを耐え忍ぶ世界」。刑務所の内か外かに関係なく、私たちが生きるこの世界全体が「シャバ」だったというわけです。
ネガティブな言葉が、実は真逆の意味に
「他力本願」「あきらめる」「往生する」といった言葉は、「他人まかせ」「投げやり」「困り果てる」といったネガティブな意味で使われることが少なくありません。ところが仏教では本来、真逆の超ポジティブな意味を持っていたといいます。その本当の意味は、本書の中で明かされています。

可愛いネコのキャラクターとの問答形式で学ぶ全28問のQ&A
本書では、「仏とは、死んだ人のことだよね?」「大安に結婚式をすれば、絶対に離婚しないですよね?」「仏教は、年寄りが聞くもの?」など、誰もが抱く28の疑問を取り上げ、個性豊かなキャラクターたちによるQ&A形式で解説しています。可愛いネコのキャラクターとの問答形式で楽しく学べるのが特徴で、親しみやすいイラストも添えられ、文字を読むのが苦手な人でもサクサク読み進められる工夫が盛り込まれています。
主な内容は以下のとおりです。
- 第1章:99.9%間違ってる「成仏」の使い方(「仏とは、死んだ人のことだよね?」「お坊さんの一番大事な仕事は、お葬式と法事?」など)
- 第2章:結婚式は、仏滅がお得です!? 〜仏教にまつわる迷信(「大安に結婚式をすれば、絶対に離婚しないですよね?」「三隣亡の日は、宝くじを買ってはいけないって本当?」など)
- 第3章:その日本語、正しいですか? 〜仏教語源の言葉(「すぐに『あきらめる』のは、無気力なダメ人間ですか?」「アツアツのたこ焼きを食べて、『往生したわ』」など)
- 第4章:「どう生きる」ではなく、「なぜ生きる」を教えた仏教
- 第5章:知らずには死ねない仏教(人間観・死生観)
書籍情報
- 書名:『仏教って、つまり何を教えてるの?』
- 著者:高森光晴・大見滋紀
- 発売日:2026年10月28日
- 定価:本体1,600円+税
- 発行:株式会社1万年堂出版
出典:株式会社1万年堂出版


