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子ねこがメトロポリタン美術館のアートの中を大冒険! 絵本『うたたね子ねこの大ぼうけん ようこそメトロポリタン美術館へ』が徳間書店から発売

子ねこがメトロポリタン美術館のアートの中を大冒険! 絵本『うたたね子ねこの大ぼうけん ようこそメトロポリタン美術館へ』が徳間書店から発売

徳間書店は、絵本『うたたね子ねこの大ぼうけん ようこそメトロポリタン美術館へ』を10月24日(土)に発売しました。ニューヨークのメトロポリタン美術館が所蔵する作品の中を、小さな子ねこがかけめぐるファンタジー絵本です。作・絵は、米国でコルデコット・オナーをはじめ数多くの賞を受けてきた絵本作家ブライアン・リーズが手がけています。

原書は2025年に米国で刊行されました。細部までこだわりぬいた美術作品の再現と、生き生きとした子ねこの冒険ストーリーが高く評価され、各書評誌で絶賛されています。日本語版の翻訳は、府中市美術館の学芸員・音ゆみ子が担当しました。巻末の作品解説には、日本の読者がアートの世界をより身近に理解できるよう補足が加えられています。

子ねこがメトロポリタン美術館のアートの中を大冒険! 絵本『うたたね子ねこの大ぼうけん ようこそメトロポリタン美術館へ』が徳間書店から発売

ソファーでうたた寝していた子ねこが、ねずみを追って絵の中へ

物語は、ある日の夕ぐれから始まります。子ねこは、ごはんの時間を待ちながら、いつものソファーで眠っていました。物音で目をさますと、目の前をねずみがかけぬけていきます。ねずみを追いかけた子ねこが飛び込んだのは、一枚のポスターの中でした。たどり着いたのはずいぶんほこりっぽい場所で、なんとそこは大昔の絵の中だったのです。

ねずみとのおいかけっこを続けるうちに、子ねこは古今東西のアートの中をかけめぐり、時代も場所も飛びこえていきます。ところが子ねこは、もといた部屋にどうやったら戻れるのかがわからなくなっていることに気づきます。楽しいおいかけっこから一転、思わぬピンチを迎えた子ねこは、うちに帰れるのでしょうか。

子ねこがメトロポリタン美術館のアートの中を大冒険! 絵本『うたたね子ねこの大ぼうけん ようこそメトロポリタン美術館へ』が徳間書店から発売

登場する場面はすべてメトロポリタン美術館の所蔵作品から

本書の舞台は、世界屈指の美術館であるニューヨークのメトロポリタン美術館です。本書に登場する場面はすべて、同館の所蔵作品をもとに描かれています。リーズはそれぞれの作品の技法や素材を忠実に再現し、そこに絵や立体作品で子ねこの姿を加えて、ユニークなおはなし絵本に仕上げました。

リーズは、『フォックスさんの にわ』(評論社)で、米国で最も権威ある絵本の賞のひとつであるコルデコット・オナーを受賞しています。『コウモリとしょかんへいく』『クマさんのいえへいかなくちゃ!』(いずれも徳間書店)などの作品でも知られています。本書もニューヨーク公共図書館「ベスト・ブックス」と『カーカス・レビュー』年間ベストブックに選出されました。さらに、『ウォール・ストリート・ジャーナル』や全米の独立系書店員からも推薦を受けています。

子ねこがメトロポリタン美術館のアートの中を大冒険! 絵本『うたたね子ねこの大ぼうけん ようこそメトロポリタン美術館へ』が徳間書店から発売

「きみたちにだって、できるにきまってる!」作者から子どもたちへのエール

巻末には、作者ブライアン・リーズから読者へのメッセージが収められています。リーズがすすめているのは、身近な美術館に出かけ、そこにある作品を舞台にして、自分だけの物語を作ってみることです。

リーズは本書の制作にあたり、さまざまな技法や素材を使って、時間をかけて原画を作り上げました。生成AIを使えば、もっと簡単に、短い時間で作れたかもしれません。それでもリーズは、自分の手を動かして何かを作ることにこそ楽しさがあると語っています。先人たちが残してきたすばらしいアート作品を取り上げながら、リーズはメッセージを「きみたちにだって、できるにきまってる!」という言葉で締めくくっています。

徳間書店は本書を、親子で楽しむはじめての美術鑑賞にも、美術館へのお出かけのきっかけにも最適な一冊と紹介しています。子どもも大人も、読んだ後には美術館に行きたくなる絵本です。

作者・訳者プロフィールと書誌情報

作・絵のブライアン・リーズは、1963年に米国ニュージャージー州で生まれた絵本作家です。ブラウン大で心理学と英米文学を学んだのち、ボストン美術館学校で絵画とイラストを学びました。『フォックスさんのにわ』(評論社)でコルデコット・オナーを受賞しています。邦訳されたほかの絵本に、『コウモリとしょかんへいく』『クマさんのいえへいかなくちゃ!』(いずれも徳間書店)などがあります。

訳者の音ゆみ子(おと・ゆみこ)は東京都生まれで、慶應義塾大学大学院文学研究科を修了しました。府中市美術館の学芸員で、専門は西洋近代美術史です。「アルフォンス・ミュシャ」展や「フジタからはじまる猫の絵画史 藤田嗣治と洋画家たちの猫」展など、話題の展示を多数企画してきました。著書には、作品制作を通して美術鑑賞を楽しむための絵本「作って発見!西洋の美術」シリーズ(東京美術)などがあります。

  • タイトル:うたたね子ねこの大ぼうけん ようこそメトロポリタン美術館へ
  • 作・絵:ブライアン・リーズ
  • 訳:音ゆみ子
  • 発売日:2026年10月24日(土)
  • 定価:2420円(税込)
  • 判型/ページ数:A4変・48ページ
  • 発行:徳間書店

出典:徳間書店