長島伊織の個展「Traces That Seek to Remain」が銀座 蔦屋書店で11月6日(金)から開催 香港滞在制作を経て、描画の「ズレ」を肯定的な痕跡として捉え直した新作絵画を発表

画家・長島伊織の個展「Traces That Seek to Remain」が、2026年11月6日(金)から11月25日(水)まで、銀座 蔦屋書店(東京都中央区 GINZA SIX 6F)の店内イベントスペース「GINZA ATRIUM」で開かれます。香港での滞在制作などを経て、描くときに生まれる「ズレ」を肯定的な痕跡として捉え直した新作絵画が発表されます。入場は無料です。

日常の風景を温かな色調で描く画家・長島伊織
長島伊織は1997年大阪府生まれ。2020年に武蔵野美術大学造形学部油絵学科を卒業しました。身近な風景や人物、日常の事物を出発点に絵画表現を追求しており、写真や実景を参照しながら丁寧に描き出される対象の、温かく穏やかな色調が特徴です。光や色を追いかける中で生じるズレを絵具の重なりとして捉え、画面に留める独自の手法で注目を集めています。
これまでに、2026年の「BETWEEN」WKM GALLERY(香港)、2025年の「INSIDE」京都 蔦屋書店(京都)、2025年の「TULIP」LURF GALLERY(東京)などで個展を開催。アートフェアでは、2026年にArt Basel Hong Kong(香港)、アートフェア東京(東京)、Frieze Los Angeles(サンタモニカ)、ART SG(シンガポール)、2025年にAsia NOW(パリ)、ART TAIPEI(台北)、Frieze Seoul(ソウル)などに参加しています。2024年には群馬県立近代美術館などに作品が収蔵されています。

香港の壁から得た着想、テーマは「痕跡」
今回の展覧会の主要なテーマは「痕跡」です。長島は2026年の海外展示や滞在制作を通じて、自分が見ている対象と、それを描く行為との関係について深く考えを巡らせてきました。
大きな着想源となったのが、香港の街中で目にした壁の表情です。何度も塗り重ねられ、以前の色や層がのぞく壁面に、長島は絵画的なリアリティを見出しました。アーティストステートメントでは、塗り重ねられ修正されながらも痕跡が表に出ている様子が「絵のように見えました」と綴っています。
輪郭線や光、色を追って描く際に生まれるズレについて、長島はこれまで悩まされてきたといいます。上手く描きたい、似せたいと思うほどズレを嫌い、避けてきたように思うと振り返る長島ですが、最近はそのズレこそが人の手が入った痕跡を感じさせ、イメージ以上のリアリティを見せてくれるのではないかと考えるようになりました。
本展では、そうしたズレを痕跡として残し、さらに痕跡を重ねることで、新たなイメージを画面に定着させています。描き直しのプロセスの中で残るもの、変わっていくものをそのまま描き込んだ新作が展示の中心となります。
作品販売とオープニングレセプション
会場の展示作品は、11月6日(金)11:00から販売が始まります。なお、プレセールスの状況によっては、会期開始前に販売が終了する場合があります。また、アートのECプラットフォーム「OIL」でも、11月9日(月)13:00から11月25日(水)18:00まで販売されます。
11月7日(土)18:00~20:00には、会場の銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUMでオープニングレセプションが行われます。どなたでも参加できます。
開催概要
- 展覧会名:長島伊織「Traces That Seek to Remain」
- 会期:2026年11月6日(金)~11月25日(水)
- 時間:11:00~20:00(最終日のみ18:00閉場)
- 会場:銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM(東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F)
- 主催:銀座 蔦屋書店
- 協力:mona art office
- 入場:無料
- お問い合わせ:info.ginza@ccc.co.jp


