『爆弾』の呉勝浩さん最新作『蒼羽さん事件』10月21日発売 謎の投稿「チョウチョのところ19」が導く未解決事件

『爆弾』で知られるミステリー作家・呉勝浩さんの最新作『蒼羽さん事件』が、2026年10月21日(水)に中央公論新社から発売されます。題材は未解決の女子高生殺害事件です。被害者のものと思われるSNSに残された「チョウチョのところ19」という謎の言葉を手がかりに、ノンフィクション作家が事件を追う、超弩級のミステリーとなっています。

ノンフィクション作家が最後に手がけた未解決事件
あらすじはこうです。ひとりの女子高生が行方不明になり、やがて腐乱死体となって発見されます。最有力容疑者とされたのは、複数の援助交際をしていた男でした。しかしアリバイが成立したため、捜査は暗礁に乗り上げます。
事件が解決されないまま約十年が過ぎたころ、あるノンフィクション作家が、ひょんなことから被害者のものらしきSNSアカウントの存在を知ります。作家が目を留めたのは、事件前日に投稿された「チョウチョのところ19」という意味深な一文でした。作家は取材を重ねて執筆に取りかかりますが……。作品紹介には「この本、出せますか?」という一文も添えられています。
書籍情報
- 書名:『蒼羽さん事件』
- 著者:呉勝浩
- 発売日:2026年10月21日
- 判型:四六判
- 頁数:368ページ
- 価格:2,310円(税込)
- ISBN:978-4-12-006069-4

発売前の期間限定公開で会員登録が急増
本作は発売に先立ち、中央公論新社の会員制サービス「中公読書倶楽部 本の森」で、9月18日(金)から10月15日(木)まで期間限定で公開されていました。公開が始まると「本の森」の会員登録が急増し、発売前から注目を集めていました。
「中公読書倶楽部 本の森」は、読書の楽しみを広げることを目的としたサービスです。新刊のお知らせや編集部からのとっておき情報のほか、会員限定のプレゼントやイベントへの招待など、本との出会いを通じて日常を豊かにするコンテンツを届けています。登録費や会費はかかりません。
著者・呉勝浩さんのプロフィール
呉勝浩(ご・かつひろ)さんは1981年、青森県八戸市生まれ。大阪芸術大学映像学科を卒業し、2015年に『道徳の時間』で江戸川乱歩賞を受賞してデビューしました。18年に『白い衝動』で大藪春彦賞、20年に『スワン』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞。『爆弾』では『このミステリーがすごい! 2023年版』『ミステリが読みたい! 2023年版』の両方で第1位を獲得しています。

芦沢央さんを迎えた刊行記念トークイベントも
新刊の刊行を記念して、ゲストに芦沢央さんを迎えたトークイベントがジュンク堂書店池袋本店で開催されます。同世代のミステリー作家であるおふたりが、テーマや構成、文体などについて、どのような点を意識しながら新作に取り組んでいるのか、それぞれの創作論を語り合います。
さらに、本作の重要な舞台としてなぜ「池袋」を選んだのかという舞台設定にまつわる裏話や、芦沢央さんの最新作『ハザードランプ』についての話も予定されています。
- 開催日時:2026年11月5日(木)19:00~
- 会場:ジュンク堂書店 池袋本店
- ゲスト:芦沢央さん
出典:株式会社 中央公論新社


