ゴッホ、ゲーテ、フロイトなどを手がかりに「幸せ」を考える スクール・オブ・ライフ『学校が教えてくれなかった幸せになるために大切なこと』発売

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンは、2026年10月23日に『学校が教えてくれなかった幸せになるために大切なこと』を刊行しました。著者はロンドン発の団体「スクール・オブ・ライフ」、翻訳は伊藤悦子さんが担当しています。
本書は、著書の世界累計が500万部にのぼるスクール・オブ・ライフによる一冊で、世界30カ国以上で翻訳されています(いずれも2026年9月時点、ディスカヴァー・トゥエンティワン調べ)。哲学・心理学・アートを手がかりに、「どう生きれば満たされるのか」というテーマを21のレッスンで掘り下げます。アリストテレスやブッダ、シェイクスピアの脳と私たちの脳は本質的には変わらない、という視点を出発点に、「自分で考えてよい」という感覚を取り戻すためのヒントを紹介しています。

成果を出しても満たされない人へ
私たちは子どもの頃から、テストの点数や周りからの評価といった「目に見える成果」を目指すよう教えられてきました。それでも、努力して結果を出したのに、なぜか心が満たされないと感じる人がいます。本書は、そうした悩みを抱える人に向けて、学校では教わらなかった「幸せになるために大切なこと」を伝える内容です。
「ルールに従いなさい」「みんなと仲良くしましょう」「目上の人の言うことをよく聞きなさい」。そう言われて真面目に守ってきたのに満たされない、という状態から抜け出すきっかけとなる一冊として位置づけられています。「ほめられたい」「評価されたい」という気持ちを手放すことで、等身大の幸せのヒントが見つかるかもしれない、というのが本書の投げかけです。

ノウハウ集ではなく「教養」から学ぶ
本書は「こうすればうまくいく」というノウハウをまとめた本ではありません。哲学、心理学、アートをもとに、満たされる生き方とは何かを考えていく構成です。取り上げられるテーマの一例は次のとおりです。
- 哲学:ショーペンハウアーが提案した、他人の目を気にしすぎない考え方(第4章)
- 文学:自由に暮らせる立場にありながら、自らの意思で政務の責任を引き受けたゲーテの生き方(第19章)
- 心理学:フロイトが示した、大人の感情は子ども時代に根ざすという洞察(第5章)
- アート:名画『かごと6個のオレンジのある静物』でゴッホが教えてくれる物の見方(第18章)
これら以外にも、多くの名画や作品をもとに幸せな生き方が考察されています。英国の哲学者たちが、世界の叡智である哲学・心理学・アートを題材に体系化した幸せに生きるヒントが、明日からの毎日を少しよいものに変えてくれるかもしれない、と本書は伝えています。
21章の構成
「はじめに 学校が教えてくれなかったこと」に続き、「学校を疑ってみる」「許可はいらない」「誰も気にしない」「誰も知らない」「子ども時代を理解する」「自分を愛する」などの章が並びます。後半には「もっと利己的に」「人に見切りをつける」「パートナー選びは慎重に」「恋愛は怖くない」「別の道は必ずある」「人生は短い」「自由になる」「終わりなき旅を味わう」といった章があり、最終章は「軽やかに生きる」です。

著者・訳者と書籍情報
スクール・オブ・ライフ(The School of Life)は、人生の大きな課題を探求し解決することを目的に、2008年にイギリスのロンドンで哲学者のアラン・ド・ボトンらによって設立された団体です。哲学、文学、芸術、心理学などの視点から、一般の人々に向けて講義やセラピーを行っています。現在はアムステルダムやベルリンなどにも拠点を持ち、グローバル・メンバーシップも提供しています。YouTubeの登録者数は979万人(2026年10月16日現在)です。
翻訳を手がけた伊藤悦子さんは、旅行会社勤務を経てインドへ渡り、2007年から7年間、インド・リシケーシュのAnand Prakash Yoga Ashramで日本人向けの通訳・翻訳者・講師として勤務しました。現在は特許翻訳者として活動しており、訳書にジョゼフ・ルペイジ/リリアン・ルペイジ『ヨーガ全書』(ガイアブックス)があります。
- タイトル:『学校が教えてくれなかった幸せになるために大切なこと』
- 著者:スクール・オブ・ライフ
- 翻訳:伊藤悦子
- 発売日:2026年10月23日
- 刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 仕様:単行本(ソフトカバー)/216ページ
- ISBN:978-4799333556
- 販売:紙書籍はAmazon、楽天ブックス、電子書籍はKindleで取り扱い


