キボリノコンノ初の赤ちゃん絵本『まーるちゃん ふ〜』 息とふれあいで「あっ!」を親子で楽しむ一冊


木彫りの「あっと驚く」が、赤ちゃん向けの絵本になった
累計来場者数が33万人を超えた「キボリノコンノ展」で知られる、木彫りアーティストのキボリノコンノさん。新作のたびにファンを驚かせてきた彼が、初めて赤ちゃん向けの絵本を手がけました。タイトルは『まーるちゃん ふ〜』で、講談社から刊行されています。
キボリノコンノさんの作品づくりのコンセプトは「あっと驚く」。思わず声が出るような仕掛けが、見ている人同士の会話のきっかけにもなってきました。今回の絵本では、その楽しさを赤ちゃんと大人が一緒に味わえる形にしています。

テーマは「呼吸」と「スキンシップ」
絵本のテーマは「呼吸」と「スキンシップ」です。主人公のまーるちゃんが「ふ〜」と息をふきかけると、かくっとさんが「ゆらーん」と揺れます。「ぷるぷるぷる」と息をふきかければ、かくっとさんは「ぶるぶるぶる」と震えます。息をかける側と受ける側の掛け合いが、ページを追うごとにだんだんエスカレートしていきます。
まるい形のまーるちゃんと、角ばったかくっとさん。ふたりのシンプルなやりとりは、読み聞かせる大人も一緒に息をふきかけたくなる作りです。ページをめくるたびに生まれる「あっ!」という驚きを、赤ちゃんや子どもと共有できます。
見る人をつなぐ作風が、親子のコミュニケーションに
キボリノコンノ作品の「驚き」は、見る人と人とを自然につなげる力を持っています。赤ちゃん絵本という形になったことで、その力は親子のやりとりにも広がりそうです。言葉がまだ少ない時期でも、息づかいやふれあいを通して楽しめる一冊です。

書籍情報とキボリノコンノさんのプロフィール
- タイトル:『まーるちゃん ふ〜』
- 作:キボリノコンノ
- 発行:講談社
- 定価:1,540円(本体1,400円+税10%)
キボリノコンノさんは1988年、東京都生まれです。2021年に趣味として木彫りを始めました。現在は全国各地での展覧会のほか、木彫りワークショップや講演会も行い、幅広い世代から支持されています。静岡県浜松市在住で、一児の父でもあります。
絵本作品には『なにができる?』(PHP研究所)、『どっち?』(講談社)、『きぼーる』(白泉社)などがあります。著作『まだ何になるかわからない』(実務教育出版)や、作品集『キボリノコンノ作品集 キボリアル』(玄光社)も刊行しています。最新情報はX・Instagram(ともに@kibori_no_konno)や公式サイトで発信されています。
出典:株式会社講談社


