本文へスキップ

荻堂顕の最新長編『あいされるためのたたかい』10月28日発売、究極のデスゲームを描く

荻堂顕の最新長編『あいされるためのたたかい』10月28日発売、究極のデスゲームを描く

書籍情報

  • タイトル: あいされるためのたたかい

  • 著者: 荻堂顕

  • 出版社: 新潮社

  • 発売日: 2026年10月28日(水)

  • 価格: 2970円(税込)

  • 造本: 四六判並製

  • ISBN: 978-4-10-353823-3

  • 詳細URL: https://www.shinchosha.co.jp/book/353823/

発売前情報

2026年9月24日(木)発売の「小説新潮」10月号では、本書の冒頭150枚(第一話と第二話)が異例の先行掲載となります。 刊行に先駆けて作品の世界に触れる貴重な機会となるでしょう。

作品概要

本作の主人公は、父親のクレジットカードに頼って生きる43歳の無職男性「おれ」。ある日、VR空間で謎の美少女リメンバランス・スケールと出会い、「無限の承認と愛が約束された永遠の美少女」になるためのデスゲーム「たたかい」に半ばやけくそで参戦することになります。しかし、その先には現実を凌駕する壮絶なバトルロワイヤルが待ち受けていました。

この物語は、一見すると突拍子もない設定ながらも、フィクションの技法を駆使して現代社会が抱えるリアルな〈痛み〉や〈弱さ〉を鋭く描き出しています。小説だからこそ、デスゲームだからこそ可能になったテーマ性とエンターテイメント性が最大限に追求された一冊です。

また、物語の中にはゼロ年代以降の小説、漫画、アニメ、ゲーム、ネットミームなど、様々なポップカルチャーの固有名詞がサンプリングされています。これにより、唯一無二の世界観とグルーヴが生まれ、現代社会の実相を描き出すハイブリッド文学の極北とも位置付けられる作品となっています。

書籍広告イラスト

著者紹介

荻堂顕氏は1994年生まれ。2020年に『擬傷の鳥はつかまらない』で第7回新潮ミステリー大賞を受賞しデビューしました。その後も2023年に『ループ・オブ・ザ・コード』で山本周五郎賞候補、2024年に『不夜島』で日本推理作家協会賞を受賞、2025年には『飽くなき地景』で吉川英治文学新人賞受賞、直木賞候補となるなど、文学界でその才能が広く認められています。著書には『いちばんうつくしい王冠』などがあります。