歌人・伊藤紺さんの初エッセイ『わたしのなかにある巨大な星』が「書店員が選ぶノンフィクション大賞2026」にノミネート

書店員が選ぶノンフィクション大賞2026にノミネート
『わたしのなかにある巨大な星』は、「書店員が選ぶノンフィクション大賞2026」にノミネートされました。この賞は、丸善ジュンク堂書店をはじめとする全国の書店員が、対象期間中に発行されたノンフィクション作品の中から最も「売りたい」と思う一冊を選出するものです。
大賞は、9月10日(木)から9月30日(水)までの期間に全国の書店員による投票を経て、2026年10月16日(金)に発表される予定です。
現在、丸善ジュンク堂書店グループ店舗では、2026年9月10日(木) ~ 10月8日(木)の期間で「書店員が選ぶノンフィクション大賞2026ノミネート作品フェア」が実施されています。
「言葉と創作」をめぐる注目の初エッセイ
本書では、「わたしにとって作歌とは、自分の“魂の論理”を、この世に書き出していく行為なのだと思う」という著者の言葉に象徴されるように、自身の作歌活動を通じて得た「言葉」と「創作」に対する真摯な思いが語られています。
発売後すぐに重版が決定し、読者からは多くの感想が寄せられています。特に、創作活動に関心のある方や、現代社会における生きづらさを感じている方々にとって、深く心に響く一冊となっています。
装丁は𦚰田あすかさんが手掛け、装画・挿画は彫刻作品やドローイングで人気のDaisuke Kondoさんが担当しています。
推薦コメント
本書には、歌人・俵万智さんと俳優・上白石萌歌さんからの推薦文が寄せられています。俵万智さんは伊藤紺さんが短歌を始めたきっかけとなった人物であり、上白石萌歌さんは以前から伊藤さんの短歌を愛読していたとのことです。

-
俵万智さん:
「世界とのズレを全力でキャッチする言葉たちに魅了された。その姿が全然華麗じゃなくて(ホメている)愛おしい。」 -
上白石萌歌さん:
「まあるくて、透きとおっていて、それでいてたしかに燃えている、きれいな色をした反骨。わたしがことばだったら、紺さんに紡がれたいな。」
収録エッセイ
本書には以下の25本のエッセイが収録されています。
-
短歌をはじめた日
-
人とちがうこと
-
つらぬけ! 中二病
-
言葉の箱
-
足りない言葉
-
モチーフとの出会い
-
素朴さをつくるもの
-
歌の完成
-
真理と真実
-
未知とリアル
-
あんまり役に立ちたくない
-
みんなはあなたじゃないんです
-
巨大なこと
-
仕事ができない
-
RAWの言葉
-
二足のハイテクスニーカー
-
個人の言葉
-
将軍として
-
言語化が苦手
-
書けないと書けるの距離
-
エッセイがむずかしい
-
効く言葉
-
期待と失望
-
本当のことを書くということ
-
魂の論理
著者プロフィール

伊藤紺(いとう・こん)
1993年生まれ、東京都日野市出身の歌人。2016年に作歌を始め、2019年には歌集『肌に流れる透明な気持ち』、2020年には歌集『満ちる腕』を私家版で刊行し、話題を呼びました。2022年には両作の新装版が短歌研究社より同時刊行され、2023年には歌集『気がする朝』(ナナロク社)を上梓しています。書籍刊行のほか、デザイナー・𦚰田あすかさんとの作品「Relay」や、Iwaya Kaho(opnner)さんとの作品「すごく近い」など、コラボレーション作品の制作も行っています。また、山形ビエンナーレへの出展など展示活動も積極的に展開しています。好きな色はライトグレーです。
書誌情報
-
タイトル: 『わたしのなかにある巨大な星』
-
著者: 伊藤紺
-
装丁: 𦚰田あすか
-
装画・挿画: Daisuke Kondo
-
定価: 1,760円(税込)
-
発売日: 2026年4月
書誌ページおよびAmazonでの購入はこちらから。


